2012.5.21 金環日食

現代はネットワークが普及していて色々な情報がどこにいても手に入る。

日本国内の事。海外で起きた事。宇宙の事。ミクロの世界の事。

自分の人生の時の中では到底体験できない事を、見たり感じたりできる。

 

かなり前にふと、

『今この目に広がる景色は、確かに自分が見て感じて聞こえているものだけど

テレビや本やパソコンetc…から情報として得たものは本物なんだろうかと。

 

もしかしたら創られたもので実はこの世に存在しないものかもしれない。

むしろ今、見て感じている自分自身も確証のないものかもしれない。』

と思った事があり、

そうなるとなんだか体がフワリと宙に浮くような、

不思議な感覚に襲われてしまった。

その当時は、哲学書を読みあさってたからそんな事考えたのかな。

 

 

さて、昨日は金環日食。バッチリと目撃しました。

「マル」、というカタチは美しいな。

 

太陽と月と地球が一直線に並んで、

少し薄暗く、肌寒くなって太陽の力を感じる。

見事にリング状になったその光景を何千万人という人々が見ている。

 

ここからでは宇宙は見れないけど(宇宙飛行士にでもならたらいいな…)、

確かに私は地球にいて太陽があって月があって宇宙の中で生きているんだなと感じれる瞬間でした。

 

 

次の金環日食は2030年。18年後。(北海道で。)

 

18年…。

長い…

でも、あっという間なんだろうな、きっと。